設立趣旨

今、私たちは大変困難な子どもたちの状況に直面しています。ここに至るまで、日本社会は経済優先・閉鎖的な個人主義といった大人社会をつくり、その社会を反映して子どもたちまでゆとりを失い、子どもらしい夢や希望を持ちにくい世界へおいこんでしまいました。

相次ぐ子どもたちの心痛む事件は、何よりも人間関係の基本となる、人と人のかかわりあいの中で、人間らしい感性を身につける社会的な体験が不足しているこ とを教えてくれています。今を生きる子どもたちにとって「子ども時代」こそ、多くの仲間との体験や失敗の体験、心揺さぶられる芸術・感動体験が不可欠の要 素です。子どもたちは様々な経験の積み重ねの中から、自分の考えをありのままに表現し、他との違いを認識でき、相手の気持ちを理解する力を自ら獲得してい きます。

子どもの権利条約では、子どもたちの最善の利益を守る立場から「意見表明」「表現の自由」などの権利をうたい、子どもを人格ある社会の一員として位置づけています。また、「休暇・余暇・遊びや文化的生活、芸術に参加する権利」〔31条〕が、子どもたちの創造性・主体性を養う上で重要だと掲げています。特に31条は、子どもたちの日常生活になくてはならないものとして意識されるようになりましたが、現実は不十分な状況にあり、よりきめ細かな環境整備や支援施策が望まれます。

1988年11月 千葉県子ども劇場おやこ劇場協議会発足
1998年6月  子ども劇場千葉県センターに改組
1999年5月28日 特定非営利活動法人設立

1999年6月  チャイルドライン千葉 開設

2003年10月  ママパパラインちば 開設

2013年12月  「エクセレントNPO市民賞」ノミネート表彰

2020年3月  「千葉日報地域きずな賞 福祉部門」受賞

●運営・しくみ
1.会員・・団体・個人正会員、賛助会員、ボランタリー会員
2023年6月現在 団体正会員19 個人正会員27 賛助会員2団体12人 ボランタリー会員162人

2.理事18名 監事2名
通常総会毎年1回  理事会隔月開催

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